2010年6月6日日曜日

雲上ロード


今回はツーリングの写真です。

撮影で何度もいった事がある志賀草津道路ですが、今回は早朝の雲海を狙って東京の編集部を深夜1時に出発しました。

予定通り志賀には4時過ぎに着きましたが、すでに明るくなり始めており急いで撮影体制に入りました。

薄い雲が山の斜面を滑るように流れ、昇り始めた太陽に照らされて標高2000m超ならではの素晴らしい風景が広がっていました。

こういう広い風景の写真はできるだけ大きなサイズで見て欲しい。

と言う訳で、ぜひ月刊BikeJIN 培倶人7月号の2ページ見開きの大カットで至福の雲上ロードをご覧ください。


強行軍のロケでしたが朝夕に素晴らしい景色を堪能し、僕自身もハッピーな気分になる撮影でした。


2010年5月11日火曜日

GO BIG 2010




フリースタイルモトクロスを撮る時はいつも「見る人をビックリさせるような写真」を心がけでいるのですがこれがなかなか難しい。
そもそもFMXはビックリする競技だから普通に撮ってもかなり衝撃的な写真になると思うが、現場の空気を感じてる自分としては「この写真超スゲー!」と思わせたい。

今回の写真は5月4日に行われた「GO BIG 2010 R1」で撮ったもの。
世界トップレベルのFMXが日本国内で観戦できるそうとう美味しいイベントです。
個人的にはコンペ形式なのも嬉しい。
次回の開催要項等はこちらのFGMTサイトへ。

さて今回GO BIGではスローシャッターを多様して撮ってみた。
空中でのライダーの動きがいい感じに撮れる。
でもスローで撮っても背景が青空のみだと「なんかブレてるね」って感じで、ちゃんと撮れてるのに失敗写真になる。
このブログのサイズじゃあまりよく分からないと思うけど…。
面白いけど難しい。やはり日々精進です。

ATVのライダーはスズキの佐久間征耶選手。
この日のエキジビションで走ったんですが、ぶっちぎりにも関わらずファンサービスの大ジャンプを連発。
でっかいATVがドカーンと飛んで行く姿はFMXとは違う凄さがあります。

2010年5月2日日曜日

野球の写真も



先日、近所の知り合いが横浜スタジアムで行われたヤクルト対ベイスターズ戦で始球式をする事になりました。
プロ野球の始球式なんて一生に一度あるかないかって話。
その日はお休みだったので撮影しようって事になり、気合いを入れてニコンD3と500mmF4を担いで内野席に陣取りました。
始球式の撮影は滞りなく終わりましたが、せっかく500mmを持っていったので1回表だけは撮りました(1回裏からはさっそくビールをグビッ)。

写真は2塁上でヤクルトの青木選手を刺したベイスターズ石川選手の勇姿。
セカンドゴロで2塁フォースアウト。併殺を狙って1塁に投げようとしている所です。
併殺を防ごうとする青木選手の触る寸前の露骨な送球妨害が凄い。
テレビじゃ気が付かないけどプロの勝負ってどんなものでも激しいものだと再認識。

横浜在住なんで横浜ベイスターズを応援してます。
スーパークロスはいつもスタジアムのフィールドレベルなんですが、ぜひ浜スタのカメラマン席でシバフォト野球バージョンを撮ってみたい。

2010年4月21日水曜日

全日本でKTM350SXを見た



全日本モトクロスに行って来ました。
土曜は前日に降った40年振りの4月の雪の影響で、コネコネの田んぼ状態。路面コンディションは日曜にはだいぶ回復して良いバトルが見れました。
レースの写真はJRPA(日本レース写真家協会)のウェブギャラリーでご覧下さい。
http://www.jrpa.org/gallery.html

このブログに貼付けたKTMの写真ですが、全日本のKTMブースに展示された話題のKTM350SXです。
この車両はファクトリーマシンということですが、市販車もこれに近い形で販売されるのだと思います。
ちょっとオタクな話になってしまいますが…。
現在モトクロスの4ストエンジンは250ccと450ccのクラスに分かれています。
排気量=パワーですから競技規則の上限が排気量というのが普通。
ではなぜこのバイクは350ccなのでしょう?
KTMは色々と思う所があって350ccという排気量を選んだ訳ですが、この排気量は柴田的にも実に興味深い。
このKTM350SXは今年の世界GPに実践投入されて450ccを相手に優勝してます。

さて近代の4ストモトクロッサーの始祖はハスクバーナやフサベルだと思いますが、4ストエンジンをモトクロスの世界で一気にポピュラーにしたのは98年に発売されたヤマハのYZ400Fでしょう。
この市販YZ400Fの前にYZM400Fというファクトリーマシンがありました。
このYZMは2スト250ccのフレームに同等のパワーを持つ4スト400ccのエンジンを搭載したバイク。
モトクロスの世界ではパワーもさることながら車体性能こそ速さを決める大事なポイントですから、純粋に速さを追求するためにヤマハは同社内で最も優れたオフロード性能を誇るYZ250(2スト)の車体を選んだのです。

ヤマハはさっそく翌年に市販バージョンであるYZ400Fをデビューさせますが、この市販YZ-Fの車体はファクトリーYZM-Fに比べると少々大柄で500ccクラス(当時の世界GPでは最上級クラス、現在のMX3クラス)に匹敵するようなバイクでした。
その後レギュレーションにより排気量は450ccに落ち着き、2スト250と一緒に走ったり、または車格的にはオープンクラスも走れるようになりました。
4メーカーとも兄弟車にはデザートランに適したエンデューロバージョンもあり、北米での販売はうまく行っています。

一方これは個人的な見解ですが現在の技術のエンジンパワーなら450ccよりも少ない排気量で軽く専用設計した方が最速車を作れそうな気がします。
分かりやすく書くと450ccはパワーが余って重くてデカいって事です。
そこに登場する軽量コンパクトな車体を持つジャストサイズのKTM350SX。
フレームも新作でリンク式のリアショックが付いてます。
話題のKTM電気バイクにも興味があるが、この350SXにも乗ってみたい。
ちょっとワクワクするバイクです。
この350SXの走りがどうなのか、各誌のインプレが楽しみです(撮影したいなぁ)。

将来的には「現在450ccのレギュレーションを350ccにする」という動きがあるようです。
そうなったら「不景気だから…」なんて言わずに日本の4メーカーも350ccを作るでしょう。
98年に比べて技術革新によりかなり乗りやすくなった各社の450cc。
その技術で作る350ccはYZM400Fの様に小さくても強力なエンジンとさらに軽量な車体の組み合わせで、ピュアに走りを追求するバイクとなるでしょう。

2010年4月14日水曜日

JRPAウェブのギャラリーページ開設



私の所属している(前回と同じ書き出しだ…)日本レース写真家協会(JRPA)がホームページをリニューアルし、新たにフォトギャラリーを開設いたしました。
このギャラリーページでは昨年12月の写真展『Competition』での展示作品がご覧になれます。

さらに今シーズンからはメジャーなレースは、それぞれ撮影に出向いた会員の方々が秀作をギャラリーにアップしています。
JRPAには幅広いジャンルのカメラマンがいますので、様々なモータースポーツシーンがご覧になれます。
私も先日行われた全日本ロードレースの開幕戦(4月3、4日)の写真をアップしていますのでぜひご覧になって下さい。

アドレスはこちら
http://www.jrpa.org/gallery.html

エッその日は全日本モトクロスの開幕戦だろって?
大丈夫ですよ。今週末は全日本モトクロスに行きます。
もちろんJRPAウェブギャラリーにアップする予定です。
乞うご期待。

2009年12月2日水曜日

写真展開催のお知らせ



私の所属する日本レース写真家協会(JRPA)が写真展を行います。
もちろん私の写真も展示されます。

日本レース写真家協会展 『Competition』

12月4日(金曜)〜12月17日(木曜)日曜定休
10:30〜18:00 (最終日は15:00まで)
場所は新宿三井ビル1F エプサイトギャラリー

F1からWRC、スーパーGTなどの4輪やM0t0GPやJSB1000の2輪ロードレースなどモータースポーツ全般の秀作が展示されます。
柴田は4日、5日、12日、17日は会場に居てガイド役をする予定です。

さて、今回のブログの写真は、この写真展の宣伝用に使った写真です。
会場に展示される写真は、エプサイトギャラリーでのお楽しみってことで。
では、入場無料ですのでお誘い合わせの上、ぜひおいで下さい。

2009年7月4日土曜日

身体で覚える


最近、国内でいくつかのロードバイク対象のライディングスクールの撮影をしました。
スクールの前半は走りが硬くても、後半では上達した生徒さん達が楽しそうに走っているの見ていると、ホントに自分も走りたくなる(実は撮影の翌日に近所の駐車場で、一人復習ライテクしたこともあります・笑)。
それぞれの先生に独自のライディング理論があって、油断すると撮影するのを忘れて聞き入ってしまうほどに興味深いし、目から鱗がドサドサ落ちます。
ところが色んなライディングスクールに行ってみると、教え方が正反対な事もある。その代表的なものが「外脚加重」と「内脚加重」。
なぜこんな正反対な操作をしているのに、どちらもバイクはちゃんとコーナーを曲がれるのでしょうか?

鳥は航空力学を知らないのに、自由に空を飛べます。
同様にほとんどのライダーは走行中、バイクにどんな物理的現象が発生し、機械的作動が行われているのか、気にしないままバイクを走らせている。
スクールの生徒さんの興味も「どう操作をすればバイクがスパーンと曲がってくれるか」で、運転操作だけを集中して練習します。そしてみるみる上達するのですが、まさし「頭よりも身体で覚えろ」方式でした。
これはロードバイクですから「公道で予期せぬ事が起きた時に、考えるよりも身体が早く反応して危機から逃れる」という効果も想定しているのでしょう。

自分の場合は「その時バイクのタイヤは…サスは…エンジンは?」なんて余計なことを考えてるから、へたくそライダーを卒業できないのでしょうか?
先人曰く、頭でっかちは空気抵抗がデカイ。
と自分でまとめた所で気分を変えて、今回の写真はAMAのROCKSTARギャルズです。ピットを颯爽と歩く彼女達の姿に、思わず振り返る君の気持ちが良く分かる。
はて、彼女達もウォーキングの練習とかするのかな?