2010年10月30日土曜日

全日本モトクロス最終戦



全日本モトクロス最終戦の写真を日本レース写真家協会ホームページのフォトギャラリーに アップいたしました。
アドレスはこちら
http://www.jrpa.org/gallery.html

小島選手は初めてのチャンピオン争いなのでかなり緊張したと思います。
一方、熱田選手は3度目の全日本タイトル。
最終ヒートの最終ラップで僅か5点差のライバル田中選手がすぐ後ろにいるにも関わらず、増田選手との2位争いがヒート。常に冷静なイメージのある熱田選手。タイトルを重視してここは譲ると思ったら激しいバトルで魅せてくれました。
やはりレーサー魂というか燃えるハートが原動力なんだなと再確認。

熱田選手、小島選手チャンピオン獲得おめでとう!

2010年10月9日土曜日

MXoNアップしました



コロラド州で行われたモトクロス オブ ネーションズとMOTOGP JAPANの写真を日本レース写真家協会ホームページのフォトギャラリーに アップいたしました。
アドレスはこちら
http://www.jrpa.org/gallery.html

MXoNは10/24発売のダートスポーツ誌に、MOTOGPは同じく10/24発売のロードライダー誌に掲載予定。
ぜひご覧になって下さい。

2010年8月1日日曜日

鈴鹿でD3s


鈴鹿8時間耐久の写真を日本レース写真家協会(JRPA)のホームページのフォトギャラリーにアップしていますのでぜひご覧になって下さい。

アドレスはこちら
http://www.jrpa.org/gallery.html

この写真は夜間走行のダンロップコーナーで撮影したもの。
バイクのヘッドライトがコーナーイン側の縁石に反射してライダーの表情まで浮かび上がらせる。
D3s+ASA感度3200で今まで見た事の無い写真を撮ってみました。
背景や芝生はノイズが出てますが、ライダーは予想以上にきれいに写ってます。
暗い被写体ですがピントはAFです。
ヘッドライトに幻惑されることもなく、さすがはニコンD3s。

今回の鈴鹿8時間耐久の写真は8月24日発売の月刊ロードライダー10月号のレースレポートに掲載予定。
この写真が載るかどうか分かりませんが、他にも凄い写真があるのでぜひご覧になって下さい。

2010年6月19日土曜日

シャッターチャンス


6月20日発売の玄光社刊「フォトテクニックデジタル 7月号」のシャッターチャンスというページに掲載していただきました。
写真は昨年の藤沢スポーツランドで撮影した福留選手のジャンプです。
カメラの好きな方はぜひご覧になって下さい。

2010年6月6日日曜日

雲上ロード


今回はツーリングの写真です。

撮影で何度もいった事がある志賀草津道路ですが、今回は早朝の雲海を狙って東京の編集部を深夜1時に出発しました。

予定通り志賀には4時過ぎに着きましたが、すでに明るくなり始めており急いで撮影体制に入りました。

薄い雲が山の斜面を滑るように流れ、昇り始めた太陽に照らされて標高2000m超ならではの素晴らしい風景が広がっていました。

こういう広い風景の写真はできるだけ大きなサイズで見て欲しい。

と言う訳で、ぜひ月刊BikeJIN 培倶人7月号の2ページ見開きの大カットで至福の雲上ロードをご覧ください。


強行軍のロケでしたが朝夕に素晴らしい景色を堪能し、僕自身もハッピーな気分になる撮影でした。


2010年5月11日火曜日

GO BIG 2010




フリースタイルモトクロスを撮る時はいつも「見る人をビックリさせるような写真」を心がけでいるのですがこれがなかなか難しい。
そもそもFMXはビックリする競技だから普通に撮ってもかなり衝撃的な写真になると思うが、現場の空気を感じてる自分としては「この写真超スゲー!」と思わせたい。

今回の写真は5月4日に行われた「GO BIG 2010 R1」で撮ったもの。
世界トップレベルのFMXが日本国内で観戦できるそうとう美味しいイベントです。
個人的にはコンペ形式なのも嬉しい。
次回の開催要項等はこちらのFGMTサイトへ

さて今回GO BIGではスローシャッターを多様して撮ってみた。
空中でのライダーの動きがいい感じに撮れる。
でもスローで撮っても背景が青空のみだと「なんかブレてるね」って感じで、ちゃんと撮れてるのに失敗写真になる。
このブログのサイズじゃあまりよく分からないと思うけど…。
面白いけど難しい。やはり日々精進です。

ATVのライダーはスズキの佐久間征耶選手。
この日のエキジビションで走ったんですが、ぶっちぎりにも関わらずファンサービスの大ジャンプを連発。
でっかいATVがドカーンと飛んで行く姿はFMXとは違う凄さがあります。

2010年5月2日日曜日

野球の写真も



先日、近所の知り合いが横浜スタジアムで行われたヤクルト対ベイスターズ戦で始球式をする事になりました。
プロ野球の始球式なんて一生に一度あるかないかって話。
その日はお休みだったので撮影しようって事になり、気合いを入れてニコンD3と500mmF4を担いで内野席に陣取りました。
始球式の撮影は滞りなく終わりましたが、せっかく500mmを持っていったので1回表だけは撮りました(1回裏からはさっそくビールをグビッ)。

写真は2塁上でヤクルトの青木選手を刺したベイスターズ石川選手の勇姿。
セカンドゴロで2塁フォースアウト。併殺を狙って1塁に投げようとしている所です。
併殺を防ごうとする青木選手の触る寸前の露骨な送球妨害が凄い。
テレビじゃ気が付かないけどプロの勝負ってどんなものでも激しいものだと再認識。

横浜在住なんで横浜ベイスターズを応援してます。
スーパークロスはいつもスタジアムのフィールドレベルなんですが、ぜひ浜スタのカメラマン席でシバフォト野球バージョンを撮ってみたい。

2010年4月21日水曜日

全日本でKTM350SXを見た



全日本モトクロスに行って来ました。
土曜は前日に降った40年振りの4月の雪の影響で、コネコネの田んぼ状態。路面コンディションは日曜にはだいぶ回復して良いバトルが見れました。
レースの写真はJRPA(日本レース写真家協会)のウェブギャラリーでご覧下さい。
http://www.jrpa.org/gallery.html

このブログに貼付けたKTMの写真ですが、全日本のKTMブースに展示された話題のKTM350SXです。
この車両はファクトリーマシンということですが、市販車もこれに近い形で販売されるのだと思います。
ちょっとオタクな話になってしまいますが…。
現在モトクロスの4ストエンジンは250ccと450ccのクラスに分かれています。
排気量=パワーですから競技規則の上限が排気量というのが普通。
ではなぜこのバイクは350ccなのでしょう?
KTMは色々と思う所があって350ccという排気量を選んだ訳ですが、この排気量は柴田的にも実に興味深い。
このKTM350SXは今年の世界GPに実践投入されて450ccを相手に優勝してます。

さて近代の4ストモトクロッサーの始祖はハスクバーナやフサベルだと思いますが、4ストエンジンをモトクロスの世界で一気にポピュラーにしたのは98年に発売されたヤマハのYZ400Fでしょう。
この市販YZ400Fの前にYZM400Fというファクトリーマシンがありました。
このYZMは2スト250ccのフレームに同等のパワーを持つ4スト400ccのエンジンを搭載したバイク。
モトクロスの世界ではパワーもさることながら車体性能こそ速さを決める大事なポイントですから、純粋に速さを追求するためにヤマハは同社内で最も優れたオフロード性能を誇るYZ250(2スト)の車体を選んだのです。

ヤマハはさっそく翌年に市販バージョンであるYZ400Fをデビューさせますが、この市販YZ-Fの車体はファクトリーYZM-Fに比べると少々大柄で500ccクラス(当時の世界GPでは最上級クラス、現在のMX3クラス)に匹敵するようなバイクでした。
その後レギュレーションにより排気量は450ccに落ち着き、2スト250と一緒に走ったり、または車格的にはオープンクラスも走れるようになりました。
4メーカーとも兄弟車にはデザートランに適したエンデューロバージョンもあり、北米での販売はうまく行っています。

一方これは個人的な見解ですが現在の技術のエンジンパワーなら450ccよりも少ない排気量で軽く専用設計した方が最速車を作れそうな気がします。
分かりやすく書くと450ccはパワーが余って重くてデカいって事です。
そこに登場する軽量コンパクトな車体を持つジャストサイズのKTM350SX。
フレームも新作でリンク式のリアショックが付いてます。
話題のKTM電気バイクにも興味があるが、この350SXにも乗ってみたい。
ちょっとワクワクするバイクです。
この350SXの走りがどうなのか、各誌のインプレが楽しみです(撮影したいなぁ)。

将来的には「現在450ccのレギュレーションを350ccにする」という動きがあるようです。
そうなったら「不景気だから…」なんて言わずに日本の4メーカーも350ccを作るでしょう。
98年に比べて技術革新によりかなり乗りやすくなった各社の450cc。
その技術で作る350ccはYZM400Fの様に小さくても強力なエンジンとさらに軽量な車体の組み合わせで、ピュアに走りを追求するバイクとなるでしょう。

2010年4月14日水曜日

JRPAウェブのギャラリーページ開設



私の所属している(前回と同じ書き出しだ…)日本レース写真家協会(JRPA)がホームページをリニューアルし、新たにフォトギャラリーを開設いたしました。
このギャラリーページでは昨年12月の写真展『Competition』での展示作品がご覧になれます。

さらに今シーズンからはメジャーなレースは、それぞれ撮影に出向いた会員の方々が秀作をギャラリーにアップしています。
JRPAには幅広いジャンルのカメラマンがいますので、様々なモータースポーツシーンがご覧になれます。
私も先日行われた全日本ロードレースの開幕戦(4月3、4日)の写真をアップしていますのでぜひご覧になって下さい。

アドレスはこちら
http://www.jrpa.org/gallery.html

エッその日は全日本モトクロスの開幕戦だろって?
大丈夫ですよ。今週末は全日本モトクロスに行きます。
もちろんJRPAウェブギャラリーにアップする予定です。
乞うご期待。